オルタナティブスクール(フリースクール) イルクオーレ


イル クオーレの考える教育とは

教育改革

と世間を賑わせている言葉。

 

ですが文部科学省の上からの指示で、良いことは唱えているが、全国隅々まで同じことをできるとはとても思えません。

 

なぜでしょうか?

 

教育を行う方々、つまり先生方、は多すぎる仕事と多すぎる子どもたちの世話、ただでさえ過労死レベルの残業に追われているのが現状なのです。

その子その子の、生徒一人ひとりに合った指導なんてできると思いますか?

 

イル クオーレの理念の一つに≪日本の未来を創造する≫と掲げています。

 

日本の未来、つまりは多くは子どもたちを何とか立派に育てたい、という想いを持っています。

そして日本をもっと良くしたいという使命をもっています。

 

私と同じような考えを持っていてそれを実践している方は探せば多くいると思います。

私はそういう想いを持った大人と子どもが出会うことがとても大事なことだ思っています。

 

一人のしっかりとした考えを持つ大人から学ぶこと

 

これが本当の意味の教育改革なのではないだろうか!

 

実際私は今の教育に満足はしていません。

教育改革自体には大いに賛成です。

 

その教育改革の本質は

 

子どもたちが将来、自立して、自分で考え、自分で判断して、自分で行動することができるように手助けをすることであると思います。

 

 

イル クオーレの考える教育とは 2

 

そもそも何のために教育が必要なのでしょう?

社会に出たときに役に立つから、に他なりません。

 

社会に出て役に立つ力とはどのようなものでしょう?

 

今の子どもたちが大人になるころ、どんな職業があり、どんなスキルが必要か、がわかればそのスキルを身に着ける必要があります。それを学校で教えてほしいのだが残念ながら今の学校でそれを行っている学校は。。。。

 

今の子どもたちが職に就くとき、65%が今存在しない職に就く、と言われています。

またAIの技術が進歩し、単純作業はAIに取って代わられる、と言われています。

 

そのために今の教育に必要なこととは何でしょうか。

 

・知識をたくさん覚えることではなく、一つの知識を深く掘り下げて、なんでそうなるのか、理由を考えて、必要なら先生に聞いて、ネットで調べて、自分の血と肉になるようにしっかりと理解すること。

・先生の存在は、その子の知的好奇心にじっくり寄り添って、一緒に調べたり一緒に考えたりする同志としての役割。

・自分の意見をしっかりと起承転結で述べること。

・相手とのコミュニケーションをしっかりとるために心を学ぶこと。。。ETC

 

イルクオーレは上記のような教育を実践しています。

 

もちろん心の成長段階に応じての教育であることは言うまでもありません。

 

まずはフリースペースにきてゲームをしたりスポーツしたり一人で本を読んだりマンガを読んだり、そしてもちろん人生に役立つ勉強をしたりして心の居場所を作っています。

年齢は問いません。子どもから中学高校生、大人までどなたでも参加できます。

 

心が弱っている子に必要なのはまさに≪心の居場所≫なのです。

 

その中で私とのカウンセリングももちろんできます。少しずつ心の体力が回復して来たら外に出る準備をしていきます。

 

社会に出る準備です。

 

一人前になって初めてイルクオーレの目的が達成します。

もちろん終了というわけではございません。

フリースクールは卒業しても心の居場所としてのイルクオーレは常にあるのです。いつでもカウンセリングをしに来て弱ってきた心の大欲の回復を図ることができます。一生のおつきあいになる方も多くいます。

  

子どもたちは学校という小さな社会の中でもがいて生きています。

 

中にはひどいいじめに合い、親にも先生にも相談できずに苦しんでいる子も多くいます。

または表面上はみんなと仲良く過ごしているように見える子でも、本心から周りの友達と楽しむことができず、気を使い、相手の様子をうかがいながら生きている子も多くいます。その子たちの中にはだんだん友達付き合いが辛くなって学校に行きたくなくなってしまう子や、いろいろな心の症状となって出てくる子も多くいるのです。

 

 

オルタナティヴスクール イル クオーレ プログラム

 ・心のサポート・心理カウンセリング

子どものカウンセリングを行います。悩みを話す機会がなかなかない子どもにとって、心の中を話すことはとても勇気のいることです。少しずつ、強要もせず、じっくりと話したくなるまで待ちます。

・勉強

 

文科省で定められた学習プログラムを行うわけではありません。

将来生きていくために必要なことを学んでいきます。その中には少しはつらいと思うことがあるかもしれません。例えば英単語を覚えるとか面倒くさい計算ドリルをこなすとか。。。

でも大事なのはその子が社会に出たときにやっててよかったと思う勉強をしていきます。

また成長するにしたがって興味が子どもによって違ってきます。

例えば歴史が大好きな子がいるかと思えば天体に興味を持つ子、etc

歴史に興味があれば歴史を勉強してもいいし、天体に興味があれば天体だけをずっと調べてもいいのです!

 

・各種行事・・・遠足、合宿、クリスマス会、映画鑑賞会、音楽鑑賞会、クッキング教室 etc 参加はもちろん自由

・遊び・・・TVゲーム、カードゲーム、将棋、ボードゲーム etc

・スポーツ・・・バドミントン、卓球、ドッジボール etc

・読書・・・小説、マンガ本、図鑑 etc

・パソコン・・・プログラミング教室 etc

・音楽・・・カラオケ、楽器演奏 etc

 等々です。様々な子どもたちのやりたいことをかなえていきます。